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夏休み最終週

住宅地の(が、足立区)の夏休み昼のココスなんかくるもんじゃないが、子どもの嬌声が凄まじい。ここしか食べ物屋が周辺にないのである。私はどんなに旨くて名物なものでも並んでまで食べたいとは思わないので、店で「お待ち」をすることはないのだが、19人も待っちゃったよね。ほんとここしか周辺にないの。

 そしてなんでこんなところにいるかといえば、今日は午前中ピアノに行ってから3時から足立区の眼医者なのである。黄斑変性症だから定期検診。

 なぜ足立区かといえば、ここで生徒の眼医者さんが院長をやってる眼科があるからだが、それが奇遇なことに同門の先輩のマンションの1階である。先輩の一棟所有のマンションである(が、足立区)

 私は足立区に住んだことすらあるのだが(北千住)独特であるね。今は足立区の首都みたいにしているが、今から50年も前であるから、すごいことになってた。でもここでの経験は「色々な人と付き合う」ということに役立っていて、人は同程度の人と付き合っていくのが幸せだし、そう一生あるのがいいが、「仕事」とは多くは未知の人々とのエンカウンターで、こちらにどれだけのキャパがあるかは大切な事である。特に私のような自営接客業はそうである。西新井で10年以上人気クラスを2つもやってたのだ。最後ギブだったが。

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先生:ここココスで初めて見ましたが、食事を運ぶロボット。かなりやりて主婦店員が一人で八面六臂の活躍をしていますが、完全に昼時は人手不足、そうすると、「非熟練労働力部門の外国人」投入、となるが、この外国人と、一回仕事を辞めた主婦のパート労働は拮抗すると言われていたが、今時もうどうなの?ロボットでいいといえばいいではないか。子供が小学校に上がったらパートを始める主婦、なんていうのは昭和の懐古物件?花屋かパン屋希望、って幼稚園の時なりたかったもののワンツーじゃん。

土建屋:なに足立区のココスで気炎吐いているんですか、

先生:つまり私のようなボケボケした主婦など、こういうところでは料理を運ぶくらいのことしかできないので、ロボットに代わられてしまうんです。ここの店長なのか、やり手店員がこの店は仕切ってるが、こういうのはムリー。

土建屋:だいたいあなたはもう主婦ではないではないですか。

先生:私はもう何回読んだかしれない「家父長制と資本制」を今日も読んでますが、もう流石に1990年代の本なので出生率とか数字は変わったが、上野千鶴子の言った通りには変化しているという事がわかります。そして、私はこれを読んでた始めの頃は全くの「主婦」でくそー家父長制ナンセーンス、いつか見ていろ俺だって、と思ってたものですが、すっかり今は「主人」になってしまい、もうアイス(今夏はアイスがマイブーム)の棒すら片付けない、そしてこのエクスマリート(イタリアではそう呼ぶ)は「原罪」があるので苦役は300年続くのである、ガハハハは。

土建屋:いい加減にした方がいいですよ。エクスマリートの「主婦」も先生の「家父長」も不慣れなので、いじけすぎで威張りすぎです。

先生:私はこの本に書いてあるようなことを「克服」したかったのだと今更読むとよく分かります。もう名著すぎです。私くらいの歳の「抑圧」されてきた主婦は直ちに読むべし。

土建屋:「抑圧」とか古いスキームですねえ。

先生:見えにくくなっただけです。

土建屋:またイタリアに行かれるんですか?

先生:9月中に募集要項を掲載しますが、7月3日か5日か(調整中)から人数によりますが2週間、通しでも1週間でも、聴講は20人まで可、ホテルは音楽院の近くで、というか敷地内に素晴らしいのがあったのですが、高いのでどうかと思ってますが、せっかく行くのに寂しいホテルや練習会場から遠いのは良くないと思うので、今調整中です。どっちみちミラノです。ちょっと「下見」に2月頃行くと思います。

土建屋:上野千鶴子なんか読んでないでイタリア語をもう少しマシにしてはいかがでしょう?

先生:それは常に思ってますが、向こうにはコレペティが天才的通訳をしてくれるし、ポケトークもあるし、一緒に行くイタリア語を一緒にやっている生徒が頭良くて私よりずっとできるようになったので、大丈夫です。

土建屋:逃げ方がうまいんですね。ダメな気がしますが。

先生:私は夏休みの宿題は8月最終週に泣きながらやったものですが、その態度は小中高12年、初めの大学で変わりませんでした。音大では夏休み中9月のピアノの試験に向けてほとんど外出しないくらいには頑張りました。

土建屋:流石に音楽はやったんですね。

先生:勉強よりはやる気が出ます。音楽教えるは私の天職というか、こういうココスで働くとかどんくさくてできないだろうし、事務仕事も要領が悪いし、今時はパソコンが小学生より出来ません。私は「これ、あれ」と「指差し」ができるようになってから一切動かない赤ちゃんだったことは3回前くらいに書きましたが、その後も「口から先に生まれた」と親に何万回も言われ、とにかく屁理屈をずっと捏ねて動かない人間になりました。教えるのはしゃべる業ですからねこれは得意です。みんなが習いにきてくれて本当に助かります。今日は久々の遠出、足立区、です。

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夏休み最終週、いまだに思い出すけど、本当に毎日後悔と宿題に苛まされていた。大地震が来るといいと思った。どうして毎度7月に全部宿題終わらせる「夢」は叶わないんだろう。自分が悪いんだけどさ、でも性質ってそうそう変わらない。宿題の期限がなくなっただけだ。「宿題」もなくなったけど。

 小中高校生の皆さん、それもかつての私のような。自暴自棄にならないで。「宿題」が出てるうちはまだマシなのですよ。先生も宿題も親もいなくなってからの方が人生は長い。自分で自分に「宿題」出したり、居もしない先生を探したり、よほど厄介なことになります。誰に何を言われても「自分」でいるのは学校出てからも難しい。でも私は「学校」が大嫌いだったから、今の方がずっといいけど。学校の期間なんかすぐおわりますからね、有意義な思い出なんかなくて良い、とりあえず生きてて。

 

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