守秘義務があるとは聞いてないが、あんまりいろいろ書いて良いものか考えるところだが、クラコン東京本選の審査に今年も行ってきました。今年はもう一つ予選も頼まれていたが、時間的に行かれなかったので、本選からだったんだが。
まあ、難しいなあうたは、というかこういう風に「難しく」なっているうたを救えるのは高校生まで、という気がする。
これで「趣味」でないなら父兄のみなさんに同情してしまうが、今回審査員4人、やはり「入れた」人は同じであり、やはりこうなると何回やっても同じなのかも知れない。
何がきっかけでうたなんかはじめてこれからの人生を狭くしようとしてるのか・・・などとすら思ってしまったが、はやくまっとうな道に戻るか、私のようにとことんやるかどちらかだろうけど、あんまり後者は勧めない。
こんな私ですらなまじでない「根性」は持っているので、そんなのは持ってる人はそんなにいないと思うし、いたとしてもそれは「お肌に悪い」と思う
よく音大で、この練習分勉強してたら東大なんか簡単に入れる、とかみんなで言い合ってたが、その大前提が忘れられてるが、
勉強嫌いだから音楽だったんじゃん、私たち。
悲しいなあ、今日落としてしまったみなさんだって東大に入れるくらい時間は使ってきたのではないでしょうか?うちにくればもう少しうまくしてあげる自信はあるけど、きっとみなさん「偉い先生」についているでしょうからいらないでしょうが、もっと自分の音を聞いてみるといい
それは誰が受け取るのか?
音楽で食べられる人というのは初めからそうなっているんである。そのほかはド根性で漸近しているだけで、それは努力の連続なうえに「乞食」のような生活だ、お金がないとかそういうことだけじゃなく、時間もまっとうな人格も奪うよね、それでも尚それやって「真実」をつかみたい人はこの指とまれで、わたしは常にそこのところのフロンティアにいたい。
あんまり疲れたので、ししろーを御茶ノ水の「NARU]に呼び出し、あまりにうまい(こんなうまいトリオを日本で聞くのははじめてかもしれない)耳がはじめて「開いた」スバラシイ
しかし途中からヴォーカル入り。またいろんなこと言いたくなるようなうたで、ジャズも「浅い」とこんななっちゃうのか。何曲か聴いて帰った。またしてももうた、か。審査評を書きたくなってしまう。
改善点、「後ろ」が無いから英語に聞こえません、息で後ろから回してください、マイクに向かってわあわあうたうとうるさいです、それは誰が受け取るのか?
みんな受けたフリしてたけど。ナルの客ってまじめで嫌。図書館みたいな雰囲気。もとグリークラブみたいなおじさんだらけ、いちいちバトルとかソロの後に通ぶって拍手するのもやな感じ。「ジャズを聴く」ってこんな感じになってるのね。クラシックよりある意味タチ悪。