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楽園再構築

お母さんになるってことはですよ、楽園永久追放、ということなんですからね。

お父さんだってある程度はそうかもしれないが。妻は家族の名の下錦の御旗振りかざし「わたしの」ものを「わたしたちの」に言い換え、給料没収、小遣い制導入、ローン背負わされ、学費背負わされ、

さて

これからうっかりお子さんを作ろうと思っているあなた、そこんところよくわかっているでしょうか?それに際して はい、いいえ、というような意思確認すらないままことは進んでいきますね、

しかしですよ、その楽園がほんとに「楽園」だったかというと、

私で言うならありもしない才能を涵養するためにのみ楽園はあり、突出した才能以外は「相対的」才能ですからね、そんなこととっくにわかっているけど、とりあえず何して良いかわからない、プーで人が嫌いな25歳、働くいかなるモチベーションもなく(貧乏、情熱、才能、常識など)プライドは働かないものの常で高く、そんなときにそれはどこからともなくやってきた「片割れ」がですよ、

とにかく話すことがありすぎて何時間話してもなくならないので、とりあえず一緒にいた、それを結婚といえばそうだが、そんなこと私にとってはどうでも良いことだ、ということは離婚してさらによくわかった。

私はわたしのネヴァーエンディングな話をですね、ずーっと聞いてくれる人がいれば良いだけなんですよ。時に寝ているが、頭きてコップの水かけたが、「ひどいことするなよ!」とかいった後7秒くらいでまた寝た、乙

余談の余談だが、結婚は「恋愛」からの逃走でもあるね。もう二度と恋愛市場に出回らなくてもいいという安心感は崩れゆく体型と共に貴重なものだが、いいのかそれで?人は永久に恋していなくてはダメなんじゃないか?あるいは恋されていなければ。

結婚の次は普通に言ったら子どもだが、そういうのも「結婚」ってことにしたからにはアリかな?と思い、そうこうして周りが子どもは一人っ子にさせてはいけない、っていうので2人めを作ったが、でもそれなら10人くらいいなければいけなかったんではないかな?と最近思う。

10人いればいろんなのが出てくると思う。1人や2人じゃ賭けになる。10人いれば多少のことは気にならないに違いない、いいよね、ビッグダディーの家なんか。うどん作っとけばみんな寄ってきて食べてるし。あのうちはセットで実際は豪邸から通ってるんじゃないか、という話もあるが、それはビッグな視聴率。番組一本と子育て手当てで悠に食えるに違いない、しかし全ての子育ては「あのくらい」で良いんですよ、昨日も明治のインフルエンザから多少身が守れるかもしれないヨーグルトは売り切れていたが(伊勢丹クイーンズ、成城石井調べ)、中学受験も終わりましたか、やれやれ。

いや、楽園追放、その「楽園」は自己追求の場だった私は、そういうのやめにしたかったんだな、つまり自分の才能も自己顕示欲も、そしてそれに賭ける自分の夢もぜんぶ  なかったこと   にしたかったんです 自信がなかった。

そんなことですみません、子どもやら結婚やらを使ってしまって。でも女にとって「家庭」ってそんなモンなのではないでしょうか?逃げさせてもらう代わりに家事はします、子どもも育てます かしこ

つまり「楽園追放」されたく、結婚してお母さんになってもう2重にも3重にも自分のなけなしの才能やら「やるべきこと」に向き合わなくて済む、一件落着、したわけですよ。自由を封印したんですね、いまさら何をかいわんや、ニコニコ飯でも作ってろ!なんですが、そういう「やり切れずにくすぶってる自己顕示欲」はどっかでふつふつとですね、

 

放たれた矢は後ろに引けないという規則があるなら、それはフロムがどっかでいってたが(どっかじゃないな、読んだのは「自由からの逃走」だけだから)もとの「絆」にもどりがんじがらめな道徳感で自分を縛るというような方向は取れないだろうよ、どうやったってここで再度自分のなけなしの才能を持って戦う「楽園」を再構築しなくてはならない、子らの手を引きながら、夕飯のお惣菜を考えながら、体操着を洗いながら、3年間も学校に置きっぱなしの上履きを洗いながら(ウソ、怖くて見れない)子どもの受験に肝冷やしながら(これ辛いなあ)休みの月曜に一週間分の家事をしながら・・言っとくが私は主婦のやる仕事はどれも好きだが、それに逃げないように気をつけながら。

その「葛藤」が全ての女性問題の根底だろうね、あらゆる「絆」に逃げるな!絆からの逃走。

 

 

 

 

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