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愛があれば

練習2時間で半分も出来ない感じだったが、残りやろうと帰ってくれば隣に具合の悪いばあさんがおり、行って話を聞き、そうかそうか良く聞くところだが「子育て」終わると「介護」なんだな。

そうやっていつまでも女は「人生を棚上げ」して偽装労働できるわけだが、そんな欺瞞に私は乗らない!

子育ても介護も言葉のあやだよ

言葉あるところに仕事は発生するのであるから、それをネタに稼ぐと言うような産業があって大いにかまわないが、自分の「理由」にしないように注意しないとですね

ずーっと子どもとか介護とかの「イエねた」で持たせるというのは良くないですよ、それらの人たちにとってもっとも。

イエというのは寝るだけの場でなるべくありたく、風呂も飯も下町は外注する。神田の小学校の皆のうちにはほとんど風呂がなく、うちは団地だったからあったんだが、つまんない事である。2DKに全てを詰め込むことはできない。

そう、つまりイエは居るところではなく

帰るところなのですよ

帰るためには「居てはいけない」
誰も居てはいけない

「帰る場」である「去る場」であるという事を「演出」する。

たとえ5分でも先に帰り電灯を点け、玄関まで見送り手を振る役目を誰かが受け持たなければならない

巫女のようなね。でもそれは宗教的儀式で「演出」であることを忘れないでいないと

「主婦」という仕事でもあたかもあるような、それは「ない」

「ホーム」に帰り一点もらうという抽象的なゲームなんですよ。イエとは。

選手を送り出した後自分もマウンドに立つという事に後ずさりしちゃいけない

などとアジってても花も咲くまい実もなるまいだが・・。

しかし誰も「演出」を放棄してしまえば簡単にイエなどなくなってしまうわけだから

それでいいと私は考えるがね。

私にとって「祖国」とは重いものだ、とうたうアイーダの場面をさらっているけど、イエがなくなれば国もなく、戦いも何も無くなるだろうがさ、

「愛」がある限りはダメだろうな。

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