写真が載せられるようになった、今更だが。前息子に聞いて出来たんが、すっかり忘れていて、息子は会社の方針で最近は東京になかなか帰れない。
「オレオレ、携帯落しちゃってさ、後で遺失物係から電話あると思うんだよね・・・」
レッスン中だったので後でね、と言って切ったが、結構いい声の「息子」であったが、「うちの」はもう少しバリトン。
そういうのかかってくるお年頃になったんだね、と子らには言われるが、ちょっと可哀想になる。「うちの」とそんな変わらない歳だろう。いろいろ若い頃は迷いも上手くいかないことも焦りもあるだろうが、毎日少しでも働いていればなんとかなる。そして別になんともならなくてもいいのだ、と言いたい。
この資本主義社会において(お、おかあさん、いきなり大きいですよ)商売など綺麗事言っても「おどし」か「だまし」しかない、と私は高校生の頃から喝破していたが、こういうこと言ってるからよく職員室に呼ばれたものだが(教師って基本話がわからん)
話すと長くなるから、まあ聞いてほしいが、尻の方から言うけど、おどされないでだまされないで生きることはできないし、そういう生き方もまたちっとも面白くないから「資本主義」なんだよ。渋々ではあるが。
そういう事わかりなよ、若いんだったら。それに私は「ストップ詐欺被害私はだまされない」のファンだし、マミーシンガーズでオレオレ詐欺防止オペラもやってるんだよ。警視庁から表彰されてる。オレオレ詐欺に引っかかり心を病んで万引きするおばあさんのアリアもうたえるし。