毎日書くことにした。
喉でがーっとうたってうたを難しくしている人は多いが、それは広義では地声というのではないかと思う。頭の方に響かせるファルセットでうたうわけだが、それとこれが自分のなかでよく区別付かない、というのが声楽の主な問題だと思うが、あともう徹底的になにもかも響かないというような問題を抱えている人もあり、それは叫んでもらうとかさかなクンの真似をしてみるとか(この手のタイプの人はたいてい物まねなどしないし叫ばないが)
カテゴライズすることは出来るが、事情は非常に個別であるので、あんまり決めつけるとやはりその先でその範疇からはずれる誤差、つまり「そうでもない部分」が見つけにくくなる。決めつけは本質に到達できない最大のドグマだよね。
「案外こんな事する」側面を見つけると、そこから声がでるきっかけがつかめたりするが、それを一番許してないのは実は自分、だったりすることは多いですね。
狭い人間関係、親からの長年の決めつけ、今やってる業態からの要請(吠えるポチが嫌いな主人がいるかもしれず、私もしつこいけど)セルフイメージのゆがみ、等々いろいろ。でも一番大きな障壁って、「いいと思ってやってきた事」だったりするから厄介ですよ。
たかが声だが、声ってその人の本質なんだと最近思う。それ変えるの至難だが、変えたいと思っている人に(私ももちろんだが)だけ「先」があるんだと思う。いや、思いたい。うろうろ消費してさまよっててもしょうがない、声を変えましょう。