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専業主婦と趣味 その3

 コロナのおかげで暇なので、練習してるが、ここでわかったことはいろいろあり、例えば高音の出し方だけど、イタリアでルチア先生は高音ほど中に引け、とおっしゃってたのだが(vicinoという言葉を使っておられた)ヴァイオリンは高音ほど中側に引くでしょ、というわけなんですね。それほんとだわ。今まで高音ほど外に投げてたと思う。同じく、中音からいきなり高音に行く場合、その最後の中音を緩めておく(あるいはビブラートをきつめにする)とうまくいくが、それもどこでも大体うまくいくようになった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ コロナのおかげさまで暇なので、よく歩いているが、不忍池なんかよくいく。周りにタワマンがいっぱい建ったのでニューヨークのよう(行ったことないが)で案外素敵。湖畔でよなよなビールなど空けて咽頭消毒を欠かさない。もちろん座るいすは公園管理者に褒められるほど消毒してから座る。 ・・・・・・・・・・・・・ コロナのおかげで暇なので、イタリア語をZOOMで教えてもらうことにして、先週から3人で始めたんだが、この中でイタリア語に一番お金も使ってるだろうし時間も使ってる私が、何となく一番できないんですよ。やはり東大と東工大卒の勉強の掴みの速さというのは半端ないなあ。自分のバカすぎに脱帽と、こんな私にも仕事があってよかった。宿題をちゃんとやるとか基本外さないね高学歴の人は。あとどんどん発言するね、小さいころからすぐ手上げて正解を勝ち取ってきたんだろう。高学歴と濃厚接触で頭良い菌がうつるといいが。落ちこぼれまいと頑張るから多少伝染。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ コロナ、国民7割罹らないと終息しないとか、ふざけんな、という感じだが、抗体があるかどうか調べてほしい。2月の頭から3週間、熱が夜になると8度になり、昼間は7度台(平常時でも私は体温が7度台だが)仕事も本番までやってしまったが、医者には風邪だと言われ、しかししつこい風邪であった。こういつまでも風邪が抜けないのは年のせいかと思ってたが、あれコロナだったんでは??イタリア行ったら治ってしまったが、成田では体温も8度あったから、空港で引っかからないとよいなあと思ってたんだけど。その後濃厚接触者に染った形跡はないが、あの時点でコロナを疑うことはなかったが(まだクルーズ船の話だった)、当時春節で成城石井なんか中国人だらけだったし。これでもう抗体が出来てるなら、混みこみのスーパーにも素手で突っ込んでいけるし。昨日の夕方の成城石井は異様な混みようであった。入らなかったが、夜のバーよりよほどヤバいと思う。 こんなに自粛してても感染者が特段減らないのはヒトからヒトではなく、モノからヒトへの接触感染が原因だからだ、という説があるので、とにかく消毒を徹底してる。何かにさわったら即消毒、帰ったらすぐフロ入る、靴の裏、玄関消毒、カバンの中は全部消毒、買ってきた商品は洗うか消毒、金まで消毒、買い物袋は洗濯、着てきた服は無論全部洗濯。宅急便、手紙の類も全部消毒。半ば楽しくなっているんだが、コロナ終わったらやめなきゃいけない趣味だ。耐性菌が出来るとよくないし。 ・・・・・・・・ 仕事が少ないので変な趣味に走ったりしてしまうんだよなあ。お題の専業主婦につなげなければならないが、専業主婦がその時間を利用して「変な趣味」を追求できるところはメリットの一つだろう。変じゃなくてもいいが、趣味というのは高じればがならず「変」になっていくし、変にならないようなぬるい趣味だと面白くない。 ・・・・・・・・・・・・・・ うたなどいいと思うんだが。まず金がかからない(私への月謝くらいですかね、お安くしてます、はい)発表会といったって、踊りやらバレエやらと比べれば格段に安い、場所を取らない、室内でできる、道具がいらない、カラオケやってるというより世間的にはお品がいいことになっている、どんだけやっても到達点がないので死ぬまで出来る、健康に良い、特に精神面で格段に良い(赤ちゃんの泣いているところで音出すんですよ、その自己拡張感と十全感、開放感、腹式呼吸による代謝アップ) ・・・・ 自己免疫力は上げるには、いろいろなものを食べて良く寝て適度な運動、と言いますが、何より自己肯定感と自己顕示欲でしょ。この2点が専業主婦って持ちにくいんですよ。何のために生きてるのかわからなくなります。かつての私がそうであったのでよくわかるのですが、夫は働かなくてもいいと言ってくれるし、子どもたちもかわいいし、これでいいのよね、と思いながら私はいつも不満足感でいっぱいでしたね。働くって言っても働いたこともないし、自信ないし。この自信がないというのが一番いけないよね。自信ないから言い訳が多くなる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ちっとも売れなかったけど、一応自費出版ではなく大手の音楽出版から出版された「私の声の見つけ方」でもその主婦の闇と解放を書きたかったんですね。共感してくれた人からたまにいまだに連絡があります。 だとおもうよ。もう絶滅寸前のトキのような存在かもしれないけど、それが推奨されてた時代があるんですよ。そしてやはり人は「その時代」を生きるということをなかなかやめられない。時代の洗脳はなかなか解けない。今の時代の「宗教」は、「好きなことをやって生きる」でしょうか?それはもう古い?コロコロの影響で、やはり「好きなことをやって」暮らすフリーはこういう時弱いよね、大手企業に勤めたら何があっても給金へらんよね、ということになりそうな気がしますね。短期的には。そしてそういう男を旦那にしたい女というのも当然出てきて、いまだに東大野球部のマネージャーというのは1年に4回変わるというしね。個人の感想ですが、この野球部のマネージャーになる女というのが女子アナと同じくらい嫌いな私です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「優しい旦那」に注意ですよ。それはあなたを限りなく無能にして、最後自信の一滴まで奪ってしまうから。 「労働」の余剰部分(今日もこんな時間まで働いちゃったよ、ちっ)を搾取して資本家は大きくなる、だから「諸君、余剰に働かないことだ」とマルクスは言ったけど、その「余剰部分」がわたしを育てる。 その余剰部分こそが生きてるって実感と結構近い。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ もういいでしょう(水戸黄門)今更ばたばた働くこともあるまい、「変」になるほど趣味に入れ込めば、そこ「余剰部分」にならないか?
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